20年以上冷え症に悩んでいた私の経験
「どんなに温めても身体が冷える・・」
「毎年霜焼けになり悩んでいる・・」
「冬は常に寒さに凍えて何もやる気が起きない・・」
「とにかく冬になると憂鬱で仕方がない」
などの慢性的な冷え性に悩んでいるあなた。
それは、あなたの身体の「栄養不足」が関係している可能性があります。
冷え性がどれだけ辛いか・・・
この冷えによる症状が治ればどれだけ嬉しいか・・・
私にはその気持ちが痛いほどわかります。
なぜなら私自身が20年以上、極度の冷え性に悩んできたからです。
私は、毎年冬になると手足先は霜焼けで膨れ上がり
痛くて仕事も日常生活さえも普通に過ごすのが辛く
痛痒さに仕事にも集中できず針を刺しながら耐えていたこともあります
「半身浴、腹巻き、レッグウォーマー、温かい飲み物を飲む・・・」
いくら冷え対策を講じても体は常に冷えている。
だからと言って対策しないと冷えは増すばかり。
めんどくさがりな私はそのことにストレスさえ強く感じてしまっていました。
もちろんこのような冷え対策をするのは良いことですが、
体を温めてても、根本的な身体の冷えを取り除かないと結局は同じことの繰り返しなんだというのは理解していました。
だけど、その方法が分からずにずっと悩んでいました。
そんな私ですが、
分子栄養学を学び、
自分と向き合い、
栄養療法を実践していくことで
あんなに悩んでいた霜焼けが今ではほとんど起こらなくなり、
冬は一歩も外に出たくないと言っていた私が、一番温度の下がる冬の早朝に
薄着でもお散歩までできるようになりました。
今では、近くの公園で行われているラジオ体操に参加するのが日課です(笑)
もちろん寝過ごしてサボる日もありますが。
どれだけ薬も内服しても外から外用薬を塗っても
全く効果がなかった私の冷え性。
体質だし、物心ついた時から悩んでいるのだから、決して治ることはないだろうと
諦めていた冷え性ががこんなにも良くなるなんて。
私にとってはその当たり前が嬉しくてたまりませんでした。
だから、冷え性による症状に悩んでいる人が1人でもいなくなってほしいと強く思います。
ぜひ今からお話しする「冷え性を根本から解決する方法」を読んで
できることから実践してみてください。
あなたが冷えに悩む原因は必ずあります。
あなたの症状が改善していくことを心の底から願ってやみません。
冷え性と関係している食事内容や栄養素とは?
タンパク質が不足している
タンパク質不足と筋肉量の関係
皆さんは「タンパク質」と聞くと、どのようなイメージを持っていますか?
多くの方が「筋肉をつけるために必要」だと想像しますよね。
その通り、いくら運動をしても筋肉のもとになるタンパク質が不足すると
筋肉は作られません。
なので、いくら運動をしている人であっても
”タンパク質の不足=筋肉が不足している”
といった状態なのです。
そしてこの筋肉量の不足が「冷え」と関係しているのです。
これはなぜかと言うと、筋肉の周辺には血液が流れる血管が張り巡らされているのですが、
身体の熱は血液によって運ばれるので、冷えが起こりにくいのです。
全身マッチョな人で冷え性の人が中々いないのはこの理由からですね。
しかし逆に筋肉量が少ないと、熱を蓄えておく場所が少ないことで体温が低下し、
冷えを感じやすくなります。
さらに筋肉があるとそれを動かすこと(運動すること)で熱を生み出すことができるのですが、
筋肉量が少ないと熱を産生しにくくなることでも冷えに繋がってしまうのです。
タンパク質を摂取すると体内で熱を生み出す
皆さんは、「食事誘発性熱産生」と言う言葉を聞いたことがありますか?
これは食事をした後、安静にしていても代謝が高まることを言います。
食事により体内に吸収された栄養素が分解されて、その一部が身体の熱を生み出すために消費されます。
そして、この食事誘発性熱産生。実は、生み出される熱量が各栄養素によって異なるのです。
まず、主食となる「糖質」は約6%、「脂質」は4%
そして、「タンパク質」はと言うと
な、なんと約30%!!
この通り、食べることにより熱を生み出すためには
しっかりと毎食に「タンパク質」を取ることが冷え性対策にも効果的なのです。
だけど、朝はパン1枚だけ。とか
健康とダイエットのために果物だけ。とか
言う人が多いんですよね、、
それじゃ摂取カロリーも足りないし、冷えなんて悪化するばかり!!
また、例えばよく女性のお昼ご飯の例で言うと
パスタとサラダと野菜ジュース とか
おにぎりと春雨スープ とか
っていう人も多いですが、
これも「糖質」に偏った食事ですし、温かいものを食べたとしても
根本的な冷えの解決にはなりません。
まずは毎食に肉魚卵などの良質なタンパク質を取り入れることを意識してみましょう。
難しいのであれば「プロテイン」を使っても良いですが、
腸内環境を乱す添加物や甘味料、砂糖などができるだけ入っていないものを選ぶのが良いでしょう。
また、「プロテイン」だけをとっても食事のバランスは良くありません。
+食物繊維や糖質を摂取することも大切です。
例えばオススメは
・プロテインを飲む→ご飯(雑穀やもち麦入りだと尚良い)+納豆+味噌汁を食べる
時間がない人には
・プロテイン+バナナ+ピーナッツバター(無糖)をミキサーにかけて飲む
その人のライフスタイルに合わせて、色んな取り方ができるかと思いますが、
決して偏らないことが大切です。
いかがでしたでしょうか?
あなたが冷えを解消するためにいくら防寒対策を行っていても
一向に良くならない。
そんな時は、自分の栄養状態についても見つめてみましょう。
一時しのぎの「対症療法」ではなく、
自分自身で身体の熱を生み出し、
その熱を全身に行き渡らせるようになることが大切なんですね。
この記事の続きは別コラムにて掲載していますのでぜひ続けてお読みくださいね♪
You are what you eat.
あなたはあなたが食べたものでできている
何が合うか合わないか、それぞれの必要量も個々人で異なります。
あなたに合った食べ方・生き方であなたの毎日がより過ごしやすくなりますように。
お読みいただきありがとうございます♡
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